Sonia's sanctuary

2025年6月の地球は、まるで深呼吸をするように、太陽や宇宙からの強い影響を受けています。

胸の奥が揺れたり、ふと涙がこぼれたり、理由のわからない疲れや不安を感じている方も多いかもしれません。

それは、いま私たちが光の変容期をくぐり抜けている証なのです。

太陽フレアや地磁気の嵐は、まるで見えない浄化の風のように、私たちの内側に眠っていた記憶や感情を浮かび上がらせます。

抑えていた悲しみ、思い出したくなかったこと、そして無意識に遠ざけていた「本当の声」——それらがいま、ひとつずつ光の下に現れはじめています。

同時に、集合意識の中では大きなシャドウ(影)の浮上が起きています。

社会や世界の表層に浮き出るひずみや矛盾だけでなく、親子関係や先祖から受け継いだ感情のパターンがあらわになり、それぞれが自分自身と深く向き合う時間へと導かれています。

多くの魂は、5次元の統合意識へとシフトしようとしていますが、そこに至るまでには「もう合わなくなったもの」を手放す勇気が必要です。 大切だった誰かと疎遠になったり、自分だけが違う道を歩んでいるように感じることがあるかもしれません。 けれど、それは分離ではなく、魂がそれぞれの学びへ向かう自然な流れ。 私たちのこの進化は、愛を持ってつながるための準備でもあるのです。

そして迎えるのが、6月20日〜21日の「夏至のゲートウェイ」。

これは、太陽や宇宙から届く強いエネルギーが地球に注がれるタイミングであり、私たちの生き方や意識のあり方を見直し、新しい価値観や在り方へとシフトしていく節目となる時期です。

その直前に起こる感情の浄化やエネルギーの揺らぎは、まさに「光が入る準備が整ってきた」という内なる兆しです。

これが重いようにかんじられるのなら、それはあなただけではありません。周囲の世界でいま起きていることも十分に影響しています。 戦争や社会の混乱、目に見えないアストラルレベルでの干渉が現実のものとしてあるからです。そして、私たち個々の中に集合的な記憶として残る、個々の中にある、『見捨てられた思い』——これも含めて、いますべてがひとつのフィールドで共鳴し合っています。その緊迫感がたしかにあるのです。そんな中でいま自分が感じていることには意味があります。

そして、それは地球全体の目覚めと深くつながっているのです。まさに見えないレベルでいま「100匹のサル」現象が起こっているのが感じられますか?

そんな今こそ、自分に優しくありましょう。

たとえば、朝の光を浴びながら、アーシング(地球に足をつけて)しながら深呼吸してみる。 言葉にならない気持ちを書き出してみる。 涙を流す。 雨に濡れる、などなど。 私たちの中にある「いまを感じる力」が、すでに癒しと融合し、統合しあい、ワンネスへの扉の入り口にたどり着いた証なのです。

そしてこの夏至の光を受け取るために、もうひとつ大切なことがあります。 それは、自分の「インナーチャイルド」と再び向き合うことです。

私たちの中にはいつも、小さな声で「ほんとうの自分」を覚えている存在がいます。それがインナーチャイルドです。 その声にそっと寄り添い、抱きしめてあげましょう。

この時期に活用できるシンボル(シジル)を紹介します。

 インナーチャイルドを癒し、守り、愛するための意図を宿した聖なるシンボルです。

 『私は今、傷ついたいインナーチャイルドを受け入れ、守り、癒します。痛みは私で終わり、愛は私の中から始まります。』

この言葉を唱えながら、目を閉じて、シジルを心の目でなぞってみてください。

この夏至は、光が私たちそれぞれの中に再び蘇る「はじまりの門」となります。 どうか、あなたという光の器に、必要なものだけをそっと招き入れてください。

あなたの中のやさしさと強さが、いま、世界を照らしているのです。

エハン・デラヴィ【読むだけでゆるしがはじまるシリーズ】